商品特性
バナジウムとは?
■なぜ?富士山?
富士山は全国的にもめずらしく、玄武岩が多い地層です。
玄武岩にはバナジウムが含まれているため、
その地層でろ過された水にはバナジウムがたくさん溶け出しているのです。
3,776メートルの高さを誇る富士山に降った雨や雪が、地下にまで浸透するには、何十年という長い年月がかかります。
そのため、富士山の地中を流れる天然水には、多くの「バナジウム」が含まれているというわけなのです。
■バナジウムってなに?
バナジウムとはカルシウムやマグネシウムなどと同じミネラル成分の一種で、1830年スウェーデンの科学者セフストレームにより、 鉱石の中から発見されました。乾燥させたわかめやこんぶなどの海産物、乳製品や野菜などの食品にも含まれています。
スカンジナビア神話の女神バナジスにちなんで「バナジウム」と名付けられ、1970年代後半、研究者の間で大きな注目を集め研究が始まり、 現在、世界各国の研究者たちが様々な研究を続けています。まさに注目のミネラル成分なのです。
■バナジウムの概要について
バナジウムは,ヒトでの必須性が認められていませんが,生体内で健康に役立つ作用があると考えられている超微量元素で
種々の科学形態が存在します。多く含む食品食品としてマッシュルーム,エビやカニ,黒コショウ,パセリ,ディルなどがあり,
飲料水にも微量含まれている場合があります。
通常の食事からは6-18g/日摂取し,その5%が体内に吸収されると見積もられています。俗に「脂肪の燃焼を促進する」、
「血糖値を下げる」、「コレストロールを下げる」、「血圧を下げる」,「便秘を改善する」などといわれていますが,
ヒトでの有効性に関する十分な科学的立証は見つかっていません。安全性については,適切に摂取すればおそらく安全と思われていますが、
過剰摂取は危険性が示唆されています。五酸化バナジウムは有毒であるとの報告があります。
天然水とRO水の違い
■天然水とは <ナチュラルミネラル ウォーター>
特定の水源から採水された地下水で科学的な処理が施されていない自然の恵みをそのまま残した水。
従って採水地によりミネラル成分等の特徴が異なりますので、選ぶ楽しさや旨みを堪能したりミネラル成分に興味がある方は天然水がお勧めです。
■RO水とは(逆浸透膜) <ボトル ドウォーター>
Reverse:逆、Osmosis: 浸透の略。1960年代から70年代にかけて開発された浄水処理技術で、
NASAのスペースシャトル・コロンビア号がこの「逆浸透膜浄水システム」を搭載、循環飲料水確保に用いられました。
日本でもPKO(国連平和維持活動)カンボジア派兵やイラク派兵の際に、現地での隊員の飲料水確保に活用されました。
要するにどんな水でも飲料水に変えてしまう優れた技術ではありますが、不純物と一緒にミネラル成分までをも除去してしまうので
「ピュアウォーター」と表現されることもあり、天 然水とはこの部分が大きく異なります。
※最近では逆浸透膜で浄化後に人口ミネラルを添加したRO水も多く見受けられます。
※スーパーで販売されている水もこの逆浸透膜を使った水が多々見受けられます。
天然水 | RO水 | |
---|---|---|
分類 | ナチュラルミネラルウォーター | ボドルドウォーター |
処置方法 | ろ過,沈殿,加熱殺菌 | RO膜処理 |
成分 | 天然水(原水)に近い | 純水(H2O)に近い |
バナジウム天然水富士の水音は富士のふもと忍野村で採水しています。
本物の天然水,ナチュラルミネラルウォーターにこだわっています。
硬水と軟水とは
ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分(無機塩類)が含まれています。
この量の多寡を表わすのに使われる指標が「硬度」です。この硬度を基準にして、硬度が一定基準よりも高いもの(=ミネラル分が多いもの)を硬水、
低いもの(=ミネラル分が少ないもの)を軟水といっています。
ちなみに、英語でも、硬度を「hardness」、硬水を「hard water」、軟水を「soft water」と呼びます。
硬度の計算
硬度を表わす方法は各国により異なっており、例えば、日本やアメリカではカルシウムとマグネシウムの量を炭酸カルシウム量に置き換えたものを硬度 (水道水の水質基準では「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」と表わす)としており、1リットル当たり1mgを1度としています (※したがって、硬度は、カルシウム、マグネシウム自体の量を示しているのではありません)。
これを計算式で表すと、一般に以下のような式を用いて計算します。
硬度[mg/l]=(カルシウム量[mg/l]×2.5)+(マグネシウム量[mg/l]×4)
具体的には、例えば、市販のミネラルウォーターには、カルシウム、マグネシウムの100ml当たりの量が表示されていますので、 これを、カルシウムを25倍、マグネシウムを40倍したものを合算すれば、ほぼ日本でいう硬度に相当することになります。
硬度の区分
WHO(世界保健機構)の飲料水水質ガイドラインでは硬水と軟水を次のように区分しています。
区分 | WHOの基準 | 一般的な基準 |
---|---|---|
軟水 | 0〜 60mg/l | 0〜100mg/l |
中程度の軟水 (中硬水とも言う) |
60〜120mg/l | 100〜300mg/l |
硬水 | 120〜180mg/l | 300mg/l〜 |
非常な硬水 | 180mg/l〜 |
硬度と適性
■軟水
- ・昆布やカツオのだしをとる際にグルタミン酸等の旨味成分を引き出し、日本料理全般に適しています。
- ・炊飯も、軟水の方が美味しく炊き上がり、反対に硬水で炊飯をすると御飯がパサパサになります。
- ・日本茶や、紅茶、コーヒー、及びウィスキー等の香りを引き出す効果があるといわれます。
- ・赤ちゃんの調乳には硬度が0mg/Lが適しています。
■硬水
- ・肉の臭みを抑えたり、アク汁を取りやすくするので、洋風だしをとったり、肉を使った煮物や鍋物に適してます。
- ・また、エスプレッソの場合は苦みや渋みが抑えられ、まろやかになるようです。
- ・スポーツ後のミネラル補給や、妊産婦のカルシウム補給、また便秘解消やダイエットにも役立つとされます。